必要かどうか、いきるカードかどうか。が、わからないけれど好奇心をくすぐられるモノたちの匂いを辿って、ふらふら、あ、紅葉が深まっている。あのお花は、なあに。寄り道しつつ、好奇心の声を消さないようにお散歩するときと大差ない。それでいったいなにがやりたいのって、自問自答も、外側からも聞かれて、特に外側からには答えられなくていいのかもしれないね。なんでしょうねえ、のらりくらり、かわせないのは苦手よ。ぜんぶに答えを求めるのって、だって息苦しいもの。息苦しかったのです。今でも、時々。知りたいと知りたくない、わかりたいとわかりたくない、過去と今、わたしとわたしでない諸々。さまざまな狭間。性別もやっぱりよくわからないしよくわかって名付けられたら何かが解決する保証もない。解決?折り合いをつけるしかないのよ。わりきる、というのかしらね。さまざまなどうしようもなさと折り合いをつける。仲良くできるのは理想。せめて、そうねって、否定も肯定もしないでありたいわね。のらりくらり。比較的、攻撃へ転じにくいところ。それが平穏とか平和と呼ばれるなら、それがそこがいい。