2021-01-01から1年間の記事一覧
こんなことではいけないと度数の高い酒をあおって、うつむいて、いったいいつまでこうするつもりなのか。摂食に難がある方のなかには加齢とともに体力が落ちて、過食からの自発的な嘔吐がしんどくて拒食へどんどん傾く方もいるのですよと、もう少なくとも十…
ネットはなんでも調べられるから便利なぶん脱線しやすいなあと、漢字のお勉強の疑問を解消しようとしただけがすっかり集中力が切れてしまった。そもそも帰ってきてからじんわりと頭が痛くて、雨なのかしらそういえば今日の昼間も暑かったと思っていたら月経…
うっかり二十歳を迎えてしまったじゃないかとめでたい気分にもなれなかったし毎年の誕生日以上に祝ってくれる人間もどうせいないよと拗ねていた記憶もあるし、けれどまあ区切りに何かと、セルフ成人祝いにorientの時計を買ったことがぶわあっと思い出されて…
熱中しやすい気質を持っている自覚はあって、何か目新しくそれでいて強烈に惹かれるモノに出会ったときは『鏡地獄』を思い出すようにしている。江戸川乱歩をミステリーの達人ではなく、やや理屈っぽい川端康成としてまず認識したのもあって、あれは真に人間…
布団にくるまったまま目が覚めて、ああやはりアラームよりずっと先に起きたなあと、ぼんやりした脳味噌をたたき起こす意味も込めて、詮無い問いを投げかける「あたまのたいそう」はここ最近、なぜ数学に熱を入れるのかという問いで持ち切りだ。わたしから、…
ここ数日、きっとわたしはこの方になにも与えられない、与えられるばかりの関係になるのだろうなと、勝手にひどい未来を想像して、勝手にそして一方的に距離を置いた人間がくれた詩集に助けられている。せめて数多ある詩集からなぜこれを選んだのかくらい聞…
例年以上に肌のカサつきがひどく、そういえば春の花粉症のときも肌に症状がよく出て慣れぬ感覚に戸惑っていたなあと振り返る。季節の変わり目恒例行事のような精神の混迷と、そこへくわえて一日が二十四時間以上になってくれる気配がないのならばこちらがな…
仲違いをのぞまない相手とはセージのお話なんてしたくないから、やれあのネクタイは組み合わせが悪いだのシャツに皺があるだの、世話焼き全開になってしまう。セージカって、どうして兵隊さんみたいなぼんやりした茶色いスーツを好みがちなんだろう。まるで…
最愛の友人をAIで再現できる、それを遺族が喜んでいたとしたらあなたは最愛の友人をAIで再現することを望むかどうか、という話題がここしばらく繰り返される。わたしの脳味噌のなかで。AIの"程度"によるけれど、遺族の気持ちがまず第一だから何も言わない言…
虚弱アピールをするつもりもしたい気持ちもないけれど、やっぱりどうしても肉体的な余裕はすくなめだから、バイト先を絶やさずいるのはだいじだなあと、ありがたさを噛みしめる今日この頃。改めて噛みしめるなんてことはしょっちゅうで、でもあんまりありが…
タイトル欄と本文を書く四角とのあいだに、時々「このテーマで書きませんか」みたいな文句が登場して、今日はここへ、この感情の吐き出し場へどろどろと流しにきたはずの何かがあったのに、忘れられないあの日が云々に引っぱられてしまった。忘れられない、…
この言葉がはたして言いたいことを表してくれる言葉なのだろうかと、国語のやり直しを始めてからこっち気になって気になって、実戦をつまないとコミュニケーションなんて上手くなれないのに、おどおどしてしまってダメですね。役割というかロールプレイとい…
世界中にわたししか存在しないのであれば、わたしがこれでよいと納得すれば悩みは、すぐに消え去りはしなくても薄まって、すこしずつ薄まって行ってだんだんと消えていくだろうなと希望を持てるけれど、この世界にはわたししかいないことはなくて、いや、よ…
言葉を使うのがなぜかとってもこわくて、何も言えないのもでも情けなくて、という日が続いていてすこししんどい。すこししんどいな、と、こうして言葉にできたので多少はマシになっているはず。
いまのところへ越してきてからほぼ年一で、ややおおきめの体調崩しが発生していて、それが病院の領収書によるとひと月ごとに冬寄りになっていて、そろそろ、久々に、きちんと流行の波に乗って冬季インフルエンザとかをやらかすかもしれない。以前よりずっと…
今月前半の、焦燥と抑鬱の入り混じった、ぐわーと「内側」をかきむしりたいような、あの不快とも言い難い期間をふわっと投げてみたらそれは月経前なんちゃらかんちゃらだよって、するとこれもまた科学の力でどうにかなるのかもしれない。眠れないときも、不…
正義を振り回す人間のことを、さぞや自信がおありなんでしょうね羨ましいですねと感じていたこともあるが、もしかすると知らない世界におそれおののいているのかもしれない。たしかに、既知のこと、おなじみやいつも通りは安心を与えてくれるし。目について…
ほとんど表には出さない出していない葛藤を、わずかでも知っている他者からするとその年齢の"女性"にしては落ち着いているねと問われて、深掘りをしても構わない人間だからさらに問えば子を持つことに対する焦りはないのかと、まあそのような話題へ移る。結…
うすらぼんやりとした記憶によると、若かったとき、働き始めの頃とか二十歳前後とか、いまよりずっとわたしはわたしなのだからわざわざカテゴライズしないでくれと逐一反抗していたが、特に今現在の診断名を告げられて以降は、それらを自分を縛る何かという…
自身の存在を否定する、という心理士さんの言葉は未だに納得がいっていないというか否定にひっかかっているのだが、それはわたしの言葉でいうところの「この世界に組み込まれていない感じ」「この世界を眺めているような感覚」みたいなモノと大差ないのかも…
教える側になるのはずいぶん長いこと苦手だなんなら嫌だやりたくないとなるべく避けたいことで、それは自信のなさはもちろん、思考を歪めてしまったらどうしよう、歪めるのが大袈裟ならばいらぬ先入観を植えつけてしまわないかと勘違いをしていた。そんなに…