2020.11.05(thu)

好奇心を満たして快感を得られる時と、そうでない時があって、そうでない時あるいは気分におちいってしまうのは知らぬが仏とはすこし違うような違わないような、窓外にも世界があるのだと知ったから窮屈だとか、そこまで規模のおおきな話ではないはずで、たとえば、その行為は近親者による性的な虐待だというのは正論で、正しくて、でも親から子へのご機嫌とりが逆方向になっただけの、寝ようとしたらお酒を注いでほしいだとか冷えたビールを出してこいだとかと変わらないような気もして、なんだか当事者間ではよしとされて、きっとどなたにもご迷惑をかけているわけではないはずなのに糾弾されて糾弾されているさまが目について、まあ気にするからいわゆるスルースキルがないからでしょうが、どこもかしこもゴシップネタ満載の週刊誌のようで好きじゃないわ。ゴシップネタで盛り上がるなら、美味しいだとか、あれは冒険欲を満たす味だったよとまずいとあえて言わずに楽しむだとか、もっとくだらないことになるべく時間を使いたい。それにその場にいない誰かであんまり盛り上がると、目前の他者を置いてきぼりにしてしまったように感じるわたしはさみしくもなるのです。だめですね、定期的にやはり支離滅裂な自動筆記の真似事でもしておかないと、ちっとも脳味噌の中身を吐き出せない。日本語であることはわかるが内容が入ってこない、そのような本読みの際の気分におちいるわ。