2019.03.13(wed )

嫌っている者からの祝いが要らないことなど、わたしだって、さすがにわかっている。つもり、でしかなかった。実母から、とても久々に再婚の知らせが来た。もう、実母や実父や、その他血縁者たちがどこからわたしの連絡先を知るのか。考えるのが面倒になってしまった。諦観はよくないこと、なのに。それでも、「おめでとう」を言いたかったのよ。わたしの、日に日におかしくなる脳味噌だけではなく実際のこと、事実としてあなたが、遊びたかったと、遊ぶにふさわしい20代のほとんどをわたしが奪ったこと。せめて預けることも出来ず、すぐに熱を出し、医療費がハネ、お洋服を買ったり美容室へ行ったりも出来ない。実父は、もう、既におかしいから諦めている。たぶん。実母も、わたしも。殺す勇気がなかった彼女と、死ぬ勇気のないわたしは、やはり、親子なのですね。