うつらうつらすると諦めたのって決めた実母のことが懐かしくなるような夢を見る。夢か幻か、はくちゅーむ。令和、新しい元号は発音した際に長音記号が入るのも、そのやらかさを手伝っている気がする。れーわ。令和。はらい、の多い流れるよな字面。お前がいなければお前がいたせいで私は一番たのしい時期を逃したというあの言葉や、言葉を向けてこられるときの雰囲気や表情がどうしても離れない。すでにわたしがもてあましているこのわたしを、だからお願いね、って頼りきれなくて、その半端さは誠実さに欠けるのに。きちんと向き合って、とことん話して、じゃあどうすればいいのかな。こうしたらきっとダメだろうこっちはいいのかな、なんてずっと不毛な会話をするのもたのしいかもしれない。白痴に憧れる。なんにもわからない。わからないからせめて場を乱さないようにこにこしておくの。世界があまりにも鮮明になりすぎたわ。生きているのは気持ち悪くて罪深い。体調が優れないと気持ちまで下降してやあね。