2022.04.03(sun)

ここ数期は本社寄りであれやこれやとしているために日曜日がなんとびっくりのんびり出来ちゃうとはいえ人の多い場所は時勢関係なく不得手ですから、それに春は花粉も飛び交っているうえに今春は今日のように気温が下がると傷も痛む。とける糸で縫ったらしく、抜糸に出向かなくてよいのはありがたい。こんなところで活きるとは思わなかったがリストカットアームカットその他自傷行為によるぐちゃぐちゃになった肌への対処を真似て、クリームやオイルなどで保湿を熱心に施してみたおかげもあるのか、手術の痕はそこまで目立たなさそう。そもそもバッチリと見せるような場所でもないし。これに関しては心地よい諦めを持つことが、どうやらわたしはできているようで、その意味でもよかったと安堵している。閑話休題。本社寄りであるのをいいことに吠えがひどいなあと自覚しながらも無理難題をいうオエライサマにへつらうくらいなら……と反抗してしまう。落ち着きたいはずなのに。けれどこれからを担うのは上か下か、二択でいえば下なのですから下へ向けて圧を発揮するようなオトナにはなりたくないのです、そういうオトナやジョーシをくそくらえと感じた頃とちっとも精神が成長していないともいえる。教える側になることへの苦手意識はもうずいぶん薄れて、それよりもおそろしさが増している今日この頃。ある程度基礎を持たれている方よりも、ほとんど更地のような、あまり好きではない言葉でいう初心者へ教えるのが得意だとあるいは心地よいと感じてしまうから、ますますおそろしい。怖くなる。洗脳と紙一重だと感じているからかもしれない。何事かを伝えるのは洗脳だなんてやはり大袈裟に捉えているだけなのかしら。自分の影響力を過大評価しているのかもしれません。しかし、やはり、未来を壊してしまうかもしれない、既に壊しているのかもしれない。どんどん世界に関わってしまうのがおそろしい。傍観は卑怯なのにね。