やめること、を心がけている。お試し期間。増税を理由にやめやすいあれとかそれとかをやめた。掃除機をかけるのをやめた。掃除機はフィルター生乾きのまま稼働させて異臭がした事故きっかけで、フィルターだけ買えるのか~なんだか面倒だな、紙パックタイプがよかったりするのかな。買い物系で悩んだときはやめる。これは祖母の教え。たんなる執着を欲しさと間違えていないか、一度落ち着きましょうねってやつ。掃除機の事故以前から(騒音的な)時間帯を気にせず床を掃除できるからと、クイックルワイパー的なやつを導入していたし、しばらくこれで様子見。ふたつ、やめた。

やめつつあるモノもある。八つ当たるための飲酒。どうせ呑むなら楽しくという提供者の姿勢をわたしにもあてはめる。休みたいけれどこの組み具合なら……と想像をふくらませること。休みたい気持ちをおとなしくさせようとしなくなって、お勉強の時間も自由に使える時間も増えて、なんとなくお心の余裕が広くなっている。平和でない人付き合いをやめつつ、平和な人付き合いを増やす。

やめようとしたわけじゃないけれど、やめているに近いくらい減ったことは肉類や揚げ物を食べること。あの期間に習慣というかわたしの好みを一度ないものとしたけれど、もともとサカナスキー。トロよりも烏賊や鯖、そうそうわたしってジャンクなモノを積極的に食べる人じゃなかったんだよねって、押し込めたわたしを、好みを手がかりに解放している。やめるのとは反対ですね、これは。

解放しているなかで、自分でもぞっとしたこと。あの期間に食欲が出ないなあとお酒を呑んで、そうしたら食欲がふわ、と出てきて、そこからごはんをつくりながら呑むのが当たり前になってしまった。キッチンドランカー。平和な期間としてやり直せないけれど、あの期間に歪めてしまったなと感じられることをすこしずつ解放して点検して、独立開業の目標年齢だった35歳までに、すこしでもマシに、安寧に近づきたいね。こうしよう!と、キチッとすればするほどこの性格はリバウンドしやすいから、まったりと。