2020.01.23(thu)

主治医に求めるモノが変わったのかもしれない。世間話で終わらない、なにかしらの根拠を求めている。以前のわたしなら変えなかったかもしれないなと、ふと思ったり。今現在の、変えたあとの主治医の言葉を振り返りつつ。体調が優れなければ精神も安定しないでしょう、服薬の頻度はこれくらいでそれならあれくらいはどうでしょう(わたしはプラスして綺麗なお姉さまこと薬剤師さんにもあおぐけれど)等々、しかもある種の医師に見られる高慢な態度ではなく、どちらかといえばカウンセラーの寄り添いに近い雰囲気で。などと、手前のことをさておきあるいは棚に上げて、なんてずるいんだお前はと、逐一叱責してしまう。許せないのです、わたしはわたしが。ふとした拍子に、よいご飯の美味しい匂いや飲み屋さん独特の匂いがお客様の出入りとともに道にはみ出して、そのように害意なく、遠慮なく、生きていてよいはずはないと死んでいないのはなぜなのかと、平時は透明か半透明の疑問に色が入ってかたちがわかりやすくなって、そうしてわたしの脳味噌はじわじわと希死念慮に侵略されるのです。以前よりは、でもずっとうまく無視しておけるわ。応えたいことも守りたいモノもあるし、罪悪感をあまり抱かずに何かを楽しめる機会も増えたし、そうね、雨のせいです。雪になればいい。何もかもがなかったことに、春になるまで限定で目をつむっていられる雪は賢くもあるのです。