どうしようもなさを許してほしいとすがるくせに、わたしは何も与えられない。与えられたらお返し、与えられたモノに相当する与えをせねばなんて、そこまでの厳密さを求めてはいないはずで、それでも「ぱなし」は嫌なのです。せめて与えっぱなしがよくて、与えられっぱなしなんてさあ、って、よいオトナが大人げないですね。オトナ、って、なにさ。あなたにとってのオトナとは何ですか?セケンサマも、みんなたちも、どうせ真面目に生きてらっしゃるのでしょう?どうせ、などと言いたくなる程度には卑屈でして、真面目にやってらっしゃるあなたがたの邪魔をわたしはしたくないのに。誰とも関わりたくないくせに、誰とも関わりがないことを孤独と呼ぶ、そんなワガママきっと許されないわ。