家庭を持てば孤独が解消されるわけではない的なツイートを見かけてから、そのあたりを気まぐれに巡らせている。たぶんそれだけで解決しようとするから、それだけではなんともならないよって意味だったのかな。その意味なら納得というかわたしもそれはそうだろうと、たとえば独身の時よりパートナーをきっかけに、あるいは以前より近所づきあいが増えて、交友関係が広がる、ということはあり得るはずでその広がった関係で、孤独をやわらげる手段が増えるみたいな。そもそも孤独であるのはネガティブなのか、というところも気になる。よくない、と表現するとそれはちょっとわたしの言いたいことと違って、善し悪しを気にしているのではなく、嘆くべきものなのかどうかが気になるのだ。などと繋がりや孤独にまつわる思考実験をしていると年をとったなあという気がする。丸くなった、のかもしれない。一人ではやれないぞという感覚が確実に強まっている。思考実験などと大仰な名前ではあるが、それは布団から出るまでの、脳味噌を目覚めさせる準備体操で、つまり今日は久々に昼過ぎまで寝たんですねえ。不眠症に悩まされていたのが嘘みたいだ。