2022.03.17(thu)

復帰戦にしてはハードな数日だったしリズム的にもほどよいしのんびりの日にしようって前日に何もかもを裏切られた。自分に裏切られるのはもう何度もあるけれど、身体や精神の弱さがひどくて裏切られて、でもお酒だけは絶対に裏切ってこなかったのに、お酒に振り回されたくないなんて思わなかったのに。何がどう変わったのかわからない。わかるのは、外科的な入院は久々で、全然わたしはお酒を手放せるじゃんってなんだ実父を多少は反面教師にできているんだって自信を持てたあの気持ちとか、来月はバタバタしそうだし不調からも回復してフル稼働だろうから大事な手続きを前倒しにしよう。おお、先々を見ることができたぞ労働以外の私生活でも以前よりは見通すことができるようになってきた喜びとか、全部がお酒で台無しになった。自分の内側については比較的饒舌で、一方外側はまだこれだって言葉に変換するのが難しい。でもきっと外側に対しても裏切ったし、一番嫌っている他害じゃん。たとえば刃物で切り付けたとかそういう意味での他害ではないけれど立派な他害行為を何度もしてきたんだって、今更ながら気付いた。ほんとうに今更だ。酔っ払ってもつらさや死にたさ、ままならない気持ちは根本からは消えないのにね。誤魔化せればそれでいいんだって諦めていたのかもしれない。なんとかしたいな。通院しながら服薬しながらそれでもちゃんとやりたい。正しく選べないからもういい、ではなくて、せめてマシな道を選択できるといいな。こういう気持ちを二度とお酒に奪われたくないよ。

--------

そもそもつらいから酩酊して破滅してよいなんて道理はないのよ。よい理由にはならない、よい理由にしたくない。弱さを武器にして振りかざしてってそれ違うじゃん。うまく言えないな。でも違うのよ。精神的なままならなさと上手に、いや、うまくなくていいから、落ち着いて付き合いたい。ままならない気持ちを抱えつつも、抱えていることを吐露しない限りは「至って普通」でありたいな。これはしかし欲張りかしらね。