労働モードにおいても非労働モードにおいても頼りにしている人間が今現在最も通院の優先度が高いわたしの不調について曰く素人なりに調べてくれ、診察のたびにどうだったこうだったと話を聞いてくれる。それ自体はよいこと、どころか、非常にありがたいのだけれど、ほっとするというか憂いを吐き出すというか、その途端に頭が痛くなってしまうのには困る。じゃあずっと神経を張り詰めていればいいのかというわけでもないし、張り詰め続けられないし。疲れたという状態がわからないわたしのために、お熱を出して知らせてくれるわたしがいるように、不安やストレスを強く感じている状態がわからないわたしのために頭痛でもって知らせてくれるわたしがいるのだ、と、落ち着いている際にはそのような都合のよいストーリーを描けて、都合のよい道筋を見つける?つくれる?ようになっただけよしとする。どうしようどうしようと慌てふためかないでいられるようになったのは、たぶん成長だから。疲労由来の発熱にはここしばらく見舞われていない。滋養強壮のサプリメント、ではなく第二類の医薬品であるバイタックEXを飲み続けているおかげだ、と信じている。飲み合わせが大丈夫なうちは続けていたい。もちろん油断大敵。頼り切らず、予防できることは予防しておかねばならない。シリーズ14歳の世渡り術のひとつである、『生き抜くためのごはんの作り方』を読んでからこっち、心身どちらの安定にも効果的な道具のひとつなのだと、自分のためにごはんを用意することをそのように捉えられるようになり、気の進まない野菜のたぐいもきちんと摂れるようになった。とてもえらい。誰も褒めてくれないじゃないかといじけてしまうよりは、自分で自分を褒めてすこやかに過ごしていたい。いつだってわたしは安寧を求めているよ。