出産を控えているからかしらと、身近な他者がこぼされたその一言から、でもわたしも最近のおんもはやな緊張感にあふれているわ、わたしたちの心に余裕ができてきた証拠かもねと、最後に着陸した場所は己を肯定できる場所で、そのようにいつだって前向きにと…

気にしないぞと、いくら気合いを込めても素通りできかねる嫉妬に、ときたま出会す。彼氏あるいは彼女などという、肉体の性別にとらわれた呼び名ではなく、もちろんたんなる呼び名でしかないけれどもお気持ちの問題としては重要なそこを、きちんとパートナー…

冬のインフル未罹患記録を更新できている一方、こちらへ来てから暑くなればもれなく入院しているよと、たまたまお会いした保健師さんとそのような話題になった。病は気から、ともいうし、食べれない回数が減ったとはいえ、どうやら並よりは少ないらしい、気…

男にも女にもできないかわいさやかっこよさを目指すというなら、じゃあわたしは都度自分勝手に解釈している求められている気配やその日の気分に合わせて、どちらにもなれるしどちらでもないになれるし、共通しているのはよくばりなこと。もっとややこしい時…

自分で自分のご機嫌をとる、そのご機嫌には安心をセルフ支給すること。これももしかしたら含まれている、もしくは、おだやかでいられるようにご機嫌をとってあげたり安心を与えてあげたり。いまわたしがいるここは大丈夫よ、あわてて消費しきらなくても現金…

うっかり食欲の波に乗り損ねて、でもこうなっても大丈夫なように数日前、馬鹿みたいに食べたから大丈夫。たぶん。ぼんやりと、そういえばまた最近お酒を呑まなければいけない気持ちが減っている。たぶん。酔ってもそれなりに記憶していて、油断するとまだま…

好き嫌いの物差しだけでは判断しかねる、という場面が増えたのではなく、そういう場面なのだと気付くことができるようになった。とはいえ、やはりまだ対話をしていて疲弊の色が見えることがある。見えるうちは国語に励みたい。この夢を見たらお茶断ちしよう…

ねばりづよくなることはまだよいことに感じられないけれど、お勉強を、たとえば計算でつまずいたとこから脱出できない。よし質問しよう、というのが以前なら、最近はここへたどり着くまでの道を遡って、それでも解決しないし気分の具合もイマイチだし、じゃ…

間違っているだとか奇天烈寄りのおかしさだとかではないが、何か引っかかるのは、おそらくそれが目的だからかもしれない。集団をとりまとめる役に就きたいのは、なぜ。並みの行為では満たされないほどの承認欲求を抱えているのか。たんにカッコイイから、と…

パートナー絡みの諸々は、ここと決めた場所以外に持ち出さないお気持ちを改めて強めたりしつつ、それはそれこれはこれと、切り分けようとするあたりが冷たいととられるのだろうか。わたしにとってそのような姿勢は優しさあるいは誠実と呼ぶあたりのモノで、…

このような時勢だからこそ、という人間には守るモノがある場合と、守られるモノがない場合とがある。ような気がする。あるいは両方、あるいはこのふたつ以外にもさまざま。帰省先があるイコール守られる場所があるわけではないが、それでもやはり心構えが違…

呑み屋さんで管を巻く系の息抜きが足りていないんだなという気付きから、わたしの時間と呼べる夜が失われたことに気付いてしょんもりしかけた。そういうときに労働を、出来てしまいそうな空白に押し込めて、空白があるのは恐怖でしかないから、わたしが空っ…

もっとなりふり構わず同情を誘って、逐一偽善かどうかを気にせず、そんな人間にはなりたくないな、実父母を反面教師にしてきたはずなのに、仕事を優先するような嫌なオトナにまた近付いた。見た目の年数は重なってゆくのに、ちっとも成長できていない、ある…

決められたことを決められた通りにこなす日々は退屈で、つまらなさを趣味で埋める方法もあるけれど広く示し続ける、このワガママっぷりを貫きたい欲があるんだ的な、ダイヒョーはどうしてダイヒョーになられたのって、馬鹿みたいな質問にもきちんとふざけな…

既存を否定するための書き換えではなく、選択肢を増やす、拡張としての行為に徹していたい。学業になるべく差し障りがなくたっぷりと稼げるモノをと、将来に悩むのではなく消去法でしか選べなかったとか、否定される他なかったとか、そのような絶望をわたし…

電子の海へ放流する手段としてあまりにもついったはお手軽すぎる。ネガティブ寄りの、感情の加速にも加担する気配もお高め。常から本社と距離、物理的な距離があるのに都度お伺いをたてるのはいかがなものだろうかと不思議であったし、なにより自身を律する…

物的にも人的にも依存してばかりで、でもしばらくはしゃんとしたわたしでいたいから、いるように努めるから許してねって、直前で急にさみしくなってしまって、遠方から応援に来ていただいた方ともう一度お茶をして、今度もっとお偉いさんになられたらさすが…

お酒に逃げるたび、なぜか母親がよぎる今日この頃。彼女は彼女なりにつらくて、なのにわたしはわたしのつらさばかり優先して、どうして「ママもつらいのね」って、よしよししてあげられなかったんだろう。たまたま親って役にあたっただけなのにね。責任をと…

いま風邪をひいたら洒落にならぬと、濡れ鼠で帰宅して、いそいそとストーブをつけて、ああわたしは生きたいのか死にたいのか、お前はなんなんだと、脳味噌が加速し始める前にお酒でごまかす。嗜好品に頼らないとやっていられないとはいえここ最近は煙草だけ…

見えないモノをこわがって見えないモノにあんしんする。たまたま影がそのように錯覚させただけだと、振り返って、落ち着いて、ああ錯覚ねと、思えるようにはなった。調子がすぐれないと、すぐこれだ。引き摺りすぎなんだよと、嫌悪を募らせるときもあれば、…

それで思い通りになったからその方法を使い続ける、というのは目に見える暴力以外にもあるかもしれない。文句を垂れ続けていたら改善された、弱音を吐き続けていたら構ってもらえた等。常に真正面からお伝えできるとは限らないし、文句に見えているだけで受…

そういうこともあったわね、と、わたしはわたしの過去に対して振り返る以上のことはできない、介入不可能だけれど、そして過去より今現在どうであるか、をたいせつにすべきなんだろうけれど、周囲とのズレを感じて、ふいに虚しくなる。群れることを嫌ってい…

お気持ちが荒ぶりそうな、あるいは、乱れそうな気配を感じたら「自分がついてきてよかった/このましくなかった」上司たちを思い浮かべる、というのを反復している。お試し期間。すこし余裕があれば「いまのわたしに過去のわたしはついていきたいと思うか」、…

たとえば朝から午後までだとか、時々数独を眺めたり英語を眺めたり、だらだらと摂食できる頻度があがると胃痛に見舞われる頻度は減る気がする。食欲が枯渇するときも減るようで、しかし迷って迷って選びきれずにイヤになるのは食品に限らないけれど、選択肢…

死にたさの減少は、どうやら安定ではないようで、死なねばならぬだとか、生まれてこなければよかったとか、誕生への申し訳ない、強い申し訳なさを罪悪感と呼ぶならそのような具合で、安定した精神というものを、そもそもわたしがはっきりと掴めていないから…

どうしてもわたしはわたしを許せないようで、しかし以前よりずっと手前に対する甘さが強くなった。それはもしかするとよいことの場合もあるかもしれないけれど。罰する行為、自傷行為をやりきれなかった、やりきらなかった、というべきか、完遂しなかったと…

はるか昔、あるいは、原始の頃、人間がいまよりもっとずっと動物に近かった頃の記憶によって、燃え上がる炎を見ると落ち着くんだよと言ったのは誰だったか。ふつふつと煮立ってゆく鍋、蒸し焼きから余熱で火が、食材に火が通ってゆくさまは、なぜだかぺしゃ…

ご機嫌さんを継続しておくと見られる夢までよくなるわなんてそれは思い込みが過ぎるかもしれないけれど、そうして鬱々とした気持ちを処方薬で晴らしたならば、この気持ちもお薬のせいかもしれなくて、それでもわたしはやかましい、さもしい、こんな現実より…

ふとした、その瞬間に、いつまでもとらわれないこと。ハイテンションが高まってしばらく処方されていなかった剤を入れて、ようやく並、のスタート地点。並に手がかかった状態。ここからまた次の並と並でない境目とを超えないように、バランスを、平均台の上…

とりあえずでしのいでいてしっくりくるサイズでないのは気になっていたしそれならと他の部分も採寸するのにちょうどよい気がして、でも、ダメでしたね。ダメでしたねって、お脳の中を吐き出すのよって、そんなことを言いつつ結局依存先を探しているのはもう…